zunda’sblog ズンダのブログ

zunda’s blog  ズンダのブログ

読書好きな弱者男性の管理人ズンダが古典、小説、批評文、経済、実用書、ガジェット、ゲームを中心に紹介するブログです。ご覧ください。Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

れいわ新撰組 山本太郎が主張する消費税廃止は可能なのか?【消費税はどうするべきなのか】どこからみればわかりやすいの? 2019年の経済学全米で話題! MMTがわかる動画、記事、ブログ 【中野剛志、藤井聡、三橋貴明】

  MMTで全米が涙した

 

 か、どうかはわかりませんが、ともかく日本でもアメリカでもニュースになっていますね。

 しかし、日本の場合、地上派だとMXぐらいでしかみたことない。

 

 アメリカ民主党の政治家サンダースの顧問を務めておられますケルトン先生が七月一六日に講演会、一七日には討論会をなさいます。

 また、山本太郎氏の「れいわ新撰組」においてもMMTを主張しておられる大西つねき氏が出馬なさるということで、盛り上がってきているようです。

 私の友人方にきいても、山本氏はどうしてもメロリンQのイメージがあり、信用できないという意見も多いです。

 

 しかし、彼が述べておられる経済についての主張は論理破綻しているなどと否定されるようものではありません。

 

 故に

webronza.asahi.com

 

 のような記事も朝日新聞のサイトに載るわけですね。

 

 

 というわけで、「MMTとは何なの?」と知りたい方に、この記事もわずかに更新致しました。

 

 ↓下にある動画が一番最初に見るべき動画となりました。こちらをみれば基本的にMMTとは何なのか、何がわかり、何ができるのかまで判明します。

 

 

ざっくばらんにいうと、一般人が不安に思っている日本は終わりだ、、自分の将来は絶望しかない、といった考え方を一気に消すことができる動画です。

 ハイパーインフレの心配もないし、消費税を増税する必要もないし、日本の借金で財政破綻するという話ない。

 日本人は「ありもしない問題で悩んでいた」ということが判明します。杞憂ということです。

 

 子供から老人まで視聴すべき動画といえるでしょう。

 

 

www.youtube.com

 

 ↑三橋貴明氏が安藤裕衆議院議員が座長を務めておられる「日本の未来を考える会」に招かれ、一席ぶったのがこの動画です。

 MMTに対する批判からMMTで何ができるのかまですべて解説しきった動画で、初心者が理解するには最適。

 

 そのすごさは動画の再生数にもあらわれておりまして、公開されて以降、動画再生数はうなぎ登りとなっています。

 

 約17万回という数字は、他のMMT講演者たちの動画のなかでも群を抜いており、三橋氏の知名度と解説のわかりやすさを裏付けているといえますね。

 ※ところで最近、MMT理論、なる言葉をみかけるのですが、theoryがついているので被ってるとおもうんですが、どうなんだろ。

 

 

 

※六月に入ってからいよいよMMTの権威であるランダル・レイによる『MMT現代貨幣理論』の翻訳が出ます。初めてでるMMTの訳書であります。Amazon投資・金融・会社経営の参考図書・白書ランキング一位とのことで注目度が高いこの本をこのブログを読んでおられる皆様方もどうぞご購入くださいまし。

MMT現代貨幣理論入門

MMT現代貨幣理論入門

 

 

目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】

目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】

 

 

 

富国と強兵

富国と強兵

 

 

 

日本人が本当は知らないお金の話 (Knock‐the‐knowing)

日本人が本当は知らないお金の話 (Knock‐the‐knowing)

 

 

M

MMTをざっと理解するためにはどの順番で動画や本やブログを見ていくべきか。

 

三月中旬に話題になって以降、MMTへの賛否両論は止むことなく現在にまで至っています。

現状、日本に於いてはMMT論者達の翻訳本はでておりません。巷間によれば、ランダル・レイのMMT入門書が訳されるとのこと。

 インターネットの世界では出版業界よりも早くこのMMT について説明してくれている方々がおられますので、それを観ることで半知半解といえどもMMTの梗概を知ることができます。

今回はMMT がどんなものなのかを理解するために必読必見のサイトを全く分からない人たち向けに紹介していきます。

この順番で見ていけば今までの経済学と何が違っており、また日本において何が必要なのかすっと頭の中に入ってくるはずです。

 と、その前に。まず、日本の今の景気って調子がいいの?いざなぎ越え景気ってほんと?消費税上げないと社会保障費はどうなっちゃうの賃金あがっているのでは?雇用、回復しているよね?

などと思っている方々はMMTについて聞く前に以下の動画をご覧ください。全てについて説明してあります。

www.youtube.com

 

 

 

www.youtube.com

 

 

www.youtube.com

 

上述した三本の動画をみれば現状の日本がどれだけ景気がよくないかがはっきりします。と、同時に消費税を廃止や減税する必要はあってもあげる必要がないことがわかり、対処法が存在することも理解できるはずです。

 「日本の景気はアベノミクスによって悪化した」という現実を踏まえた上でMMTってなあに?となったほうがより真剣に動画から摂取できるものは多くなるでしょう。

※正しくいうとアベノミクスは本来予定されていたものと姿を変えていることに注意が要ります。アベノミクスは醜悪な変貌を遂げました。たとえば多くの人が勘違いしていますが、安倍政権は第二本目の矢を一時的にうっただけで、継続しておらず、

公共事業費も増えておりません。民主党とたいして変わらなかったということです。

藤井聡】「アベノミクス」は、結局、やられてなかった。

https://38news.jp/economy/13240

を参照

藤井聡安倍内閣は、「コンクリートから人へ」継続内閣である。

https://38news.jp/default/13030

 

 まず、登場人物を紹介します。

日本で以前からMMT 的なことをいってきたのは中野剛志と三橋貴明です。これに藤井聡が続くかたちです。

 本の分野では中野剛志『富国と強兵』において初めてMMTという単語とその価値が明らかになりました。

 Youtubeの動画を総覧するとわかりますが、MMTで調べた場合、だいたい彼らの名前に出会うはずです。

 それと一般のMMTについて前々から関心を抱き、苦心惨憺して翻訳をしておられる方々です。

道草

http://econdays.net/?p=10126

というサイトに海外のMMT 論者達の文章を翻訳したものがずらりと並び、日本におけるMMT 有志達の研鑽の賜とでもいうべきでしょう。ここに私たちは桃李門に満つが如き景迹をみることでしょう。

では見ていくべき動画やブログを順番にのっけていきます。

 

www.youtube.com

 

12:45~37:40までです。

この動画ではMMTの原型とも言えるゴールドスミスの発見からMMTまでの道のりを分かりやすく説明しています。間違いなく最初に見るべき動画です。

 

www.youtube.com

19:33~47:00までです。

財務省によるMMTへの反論に対しての反論を述べつつ、「お金のプール論」を否定しています。この「お金のプール」という考え方が非常に肝になっているので必ずおさえておくべきです。アベノミクスを支持していたリフレ派とMMT派とではここに懸絶があるからです。MMT否定派の論理に対して三橋貴明が論破することでMMTの正しさがよく分かる内容になっています。

 

 

www.youtube.com

二年前の2017年に行われた勉強会です。自民党の若手によって行われたものです。ここで、中野剛志がMMTで著名なランダル・レイを紹介したことで一気にMMT現代貨幣理論への道がひらかれたといえるでしょう。中野はその前年、2016年11月に『富国と強兵』という本を上梓しており、この本が日本で初めてMMTを軽く説明した本です。

それゆえ、この動画でもMMTについて話すことになったのでしょう。

 最初にビットコインを否定→デフレのなにがまずいのか→そもそも貨幣ってなんぞや→MMT財務省の間違い→なぜ日本はだめになったか?という見事な筋書きで動画がすすんでいきます。最初から最後まで見通すべきです。

「日本の未来を考える勉強会」ーよくわかるMMT(現代貨幣理論)解説ー平成31年4月22日 講師:評論家 中野 剛志氏

 

MMTが俎上に載せられたあと、満を持して中野が登壇し、三月から四月までの一ヶ月間の間に寄せられた

MMT への反駁について論駁していく動画になっています。MMT の考え方については軽く触れる程度なので、前回の平成30年度の動画をみてからみるようにしましょう。この動画の役割はMMT へのよくある誤解を解きほぐしていくことにあります。

疑問になっていた部分が氷解されるような想いになることでしょう。

 

保守思想/経済思想/軍事思想について解説するブログ『ナショナリズムルネサンス』を運営

https://ameblo.jp/sorata31/

MMTを個人でずっと訳しておられるsorata氏のブログです。

ここには三橋貴明や中野剛志がMMTにとって重要であるが、なぜか触れることがなかった明示的財政ファイナンスJGPなどについての解説がある上に、

MMT現代日本でどう活かすのかについての記事もあります。

※但し、三橋は【Front Japan 桜】均衡財政期の不都合な真実 / MMT VS 財務省[桜R1/5/10]の1:04:48からOMF(overt monetary finance)について口頭では初めて説明した。

それまではブログで言及していたのみ。ちなみに三橋はGW中にMMTについての解説書『MMTポリティクス』(仮称)を書き上げたと述べており、OMFやJDPについても記したといっている。もし出版されれば、日本で初めてのMMTだけに焦点を当てた解説書の登場ということになり、一読の価値があるといえる。

 

 

<レポート 012> MMTとは何か —— L. Randall WrayのModern Money Theoryの要点

https://economicpolicy.jp/2019/05/04/1164/

朴勝俊関西学院大学教授によるランダル・レイのModern Money Theory

の内容を噛み砕いて説明した文書です。特に重要な部分は統合政府云々関係なくMMT的な事象はなりたつということを朴本人が細やかに図表をもちいて解説する箇所と、レイによる名言じみた発言の抜粋部分が面白い。これをみると、三橋貴明などが何かしらかのことをいっているときにレイの言葉が出典だったのだということがよくわかります。

 

 だいたいここまで観ればもう迷うことなくMMTについて床屋談義はできるようになるはずです。

いやもう、最初に紹介した動画だけでもいいです。

それで、ざっくばらんにわかればいい。

 これから先、MMT 本がどんどん翻訳されればいいなと思っております。

 そこからもっと深いはなしがなされるようになるのでしょう。

 私ズンダの結論としましてはMMTは右左関係なく使えるものです。その根本的な理由は「左右関係なく貧乏であるよりは豊かなほうがいいだろ」とおもっているからです。僕は右なので貧乏な人間が増えるのはOKです!なんて人、どのぐらいいるのでしょうか。逆に左、しかも文化左翼なので経済なんてどうでもいい。ポリコレが一番大事!で誰があなたについてくるのでしょうか。

 我々はみんな仕事して飯をくっていきているわけです。そんな単純なことすら厳しくなっている日本社会において、上に書いたような考え方をしている左翼右翼に共感を抱く人など殆どいません。狂人だけです、そんなのは。

 というわけで、これだけみればMMT ざっくばらんな理解ができるよ!の記事でした。

 

MMTよりも前に、日本経済がどうなっているのか知りたい方は

藤井聡氏による下の書物をどうぞ。現在の日本経済のやばいとしかいえないデータがのっています。