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あなたに勧めたいインスタントコーヒーがある。歴史や伝説も一緒に味合おう。

 とある冊子を見つけたことから、今日のブログはかかれることになりました。

 お勧めコーヒーも消化してみました。

 

 

 

 愛すべきコーヒー話

 

 みなさんの朝食に、コーヒーはありますか

 

 突然ですが、皆さんはどんな朝食を食べておられますか。

 

 私ズンダは以前から述べておりますように、胃腸が非常に弱い。
 

 というか過敏性腸症候群という病気なのでして、下手なモノは食べられません。
 ※実はこの過敏性腸症候群について最近新たに分かったことがあるので、後々おしらせしたいとおもいます。

 

 しかし、胃腸に少し刺激があるものでも摂取してしまうことはあります。
 
 だって、人間なんだもの。
 ときたま、体に悪いポテトチップスだとか甘ったるいチョコレートだって自分へのご褒美♪なんて感じで食べたくもなりますよ。

 

 で、朝食の話に戻します。

 私は毎朝
 

  •  トースト一枚
  •  コーヒー 一杯

 

 を摂るようにしています。

 今までの人生経験からすると、これがもっとも体にいいような気がするからです。
 
 コーヒーにはオリーブオイルと無調整の牛乳をほんの小さじ一杯程度を注ぎます。

 牛乳をいれることでコーヒーの刺激を幾分か抑え、更にオリーブオイルでトイレの通じをよくするためです。

 

 コーヒーは本当は豆から碾きたいのですが、ちと面倒なので、私はネスカフェのカプセルコーヒーを使っています。

 

 これと気分が変わったときにデパートなどでインスタントを買ってきて飲むといったところですね。

 

 
 といっても、いつも同じものを飲んでいるわけではありません。
 
 これもまた贅沢したくなる心がうずうずと湧いてきてしまい、案外、高めのものを欲することもあります。

 そんなわけでだいぶコーヒーに対しては愛情があるというか好きな部類の飲み物です。

 

 ところで、そのコーヒーについて、皆さんはどこまで知っておられるでしょうか。
 
 今回はコーヒーの歴史をたどってみましょう。
 

 ネタ元はKEY COFFEEが冊子として配っている『COFFEE Q&A』です。

 

 

 コーヒーを初めて口にした二つの伝説

 

 1「カルディの伝説」
 2「オマールの伝説」
 
 1について

 

 カルディは山羊飼いでした。
 ある日、山羊たちが赤い実を食べて跳ね回っている野に気づき、自身も食べてみると元気がでました。
 その光景をみた僧侶がこの実を祈りの最中に食べるようになったといわれています。

 

 2について
 

 イエメンのモカから追放された僧オマールは鳥が赤い実を啄むのをみて、自身も煮出して飲んでみたところ元気いっぱいになりました。その後、この煮汁で病人を救い、罪を許されて聖者になったとか。
 コーヒーはその後、イスラム教の僧侶たちが夜通しお祈りをするときの眠気覚ましとして使われるようになりました。

 

 この二つの伝説が表すようにコーヒーの実というのは昔から健康によいものとしてつたえられてきたのですね。

 

 現代医学でみるコーヒーの驚くべき力と摂り方

 

 ところで現代医学においてはコーヒーはどのような効能があるのでしょうか。
 以前にも紹介した牧田善二『医者が教える食事術2』(ダイヤモンド社)から引用してみましょう。

 

zunnda.hatenablog.com

 

 

 英国バイオバンクという研究機関が平均年齢57歳の男女50万人以上のデータを解析した結果、コーヒーの摂取量が死亡率と逆相関するということがわかりました。
 
 コーヒーを全く飲まない人に比べ、1日に2~3杯飲む人は12%、4~5杯で同じく12%、6~7杯で16%、8杯以上で14%、死亡率が減少したというのです。

 日本でも国立国際医療研究センターのチームがが日本人約5万6000人を対象にしたところ、コーヒーを1日に3~4杯飲む人はほとんど飲まない人に比べ、2型糖尿病の発症率が男性で17%、女性で38%減少するという結果がでています。

 

 

 というように大規模な調査においてもコーヒーの効果は抜群のようです。
 コーヒーに入っているポリフェノールの一種「クロロゲン酸」には強い抗酸化作用があることがその理由だとか。

 

 ただし、コーヒーは一日4~5杯を欧州食品安全機関は推奨しているようです。
 加えて、カフェインは午後三時以降にとると夜の睡眠を妨げてしまうらしいので、とる時間帯には注意が要りますね。 

 

 コーヒーの来歴

 

 さて、伝説ではなく、実際のコーヒーの来歴はどうなっているのでしょうか。アフリカのエチオピア高原にあったといわれています。
 そこで医療や宗教に用いられました。

 

 アラビアの医師ラーゼスは「コーヒーの種子は『ブン』、煮汁は『ブンチュム』とよばれ、病気治療に用いられた」と記しているそうです。

 14世紀になると焙煎の手法が編み出され、コーヒーはイスラムからフランス、イギリスまでに広がっていきます。
 
 

 その後、イギリスの植民地であったアメリカにも17世紀後半に伝わりました。
 当然、イギリスの影響を受けていたアメリカは紅茶を飲むこともしていたのですが、イギリスがアメリカに重い茶税をかけたことに始まる有名な「ボストン茶会事件」により、紅茶の不買運動が続きました。
 

 これにより紅茶文化がやや廃れ、現在のコーヒー最大の消費国が、アメリカである一因とされています。

 

 

 終わりに

 

 

 ということで今日はコーヒーの伝説や歴史やその効能について書いてみました。

 最後に私ズンダが得に気に入っているコーヒーを紹介してこの記事を終えたいとおもいます。

 

 

 

  ネスレ日本から出ている「ネスカフェ カフェインレス」です。

 このコーヒーは風味は普通のコーヒーに劣りますが、眠る前にコーヒーを味わいたい人やカフェインを取りたくないときには何かと役に立ちます。

 コーヒーがどうしても飲みたいが、カフェインを取るわけにはいかないときに飲む飲み物です。お湯を注げばすぐにできあがるのもよいですね。

 

 

  UCCから出ている「職人の珈琲」です。

 こちらは値段も手に取りやすく、味はまあまあ、パック数も多い、ということを考えると珈琲を毎日飲みたい人にとっては重宝します。

 風味はそこまで強くはありませんが、珈琲を飲んでいるという感じはあります。

 飲み慣れている人からするとややパンチが足らないかもしれません。

 

 

lohaco.jp

 但馬珈琲のパックです。

さすがにこのあたりになってくると、苦味が強くなってきて、

「コーヒーを飲んでるな、俺」という気持ちになってきます。

じっくり、味わいたい。

 

 

 一番好きな珈琲です。

お湯を入れる前の匂いで、すでにコーヒーを飲んでいるような気分になります。

注ぐと風味が辺り一面に広がり、これからこのコーヒーと共に人生を歩んでいくことを決意させられるぐらい力強いコクと苦味があります。

 

 実はこのコーヒーを二杯ぐらい飲むと、私は腹を壊すことから、両刃の剣でもあるのですが、美味いので飲んでしまいます。

 

 

珈琲の世界史 (講談社現代新書)

珈琲の世界史 (講談社現代新書)

 

 ネタ元と違うのですが、珈琲の歴史を扱った本です。

  

コーヒー・ハウス (講談社学術文庫)

コーヒー・ハウス (講談社学術文庫)

 

 

 イギリスではコーヒー・ハウスで銀行、株取引場、不動産業、保険業、情報産業が生まれたという話です。勿論、文学者や詩人なども頻りに出入りし、活発に議論していたといわれています。

 そんなコーヒー・ハウスにまつわる話を描いた本です。