人が何を考えているのか分かりたい!
そんな気持ちになったことありませんか?
私たちは人と付き合っていく中で良いこと悪いこと、様々な経験をします。
友達、恋人、部下上司との関係、あるいはyoutuberだったら視聴者との付き合い方ですね。
人が話したことやその態度などから、どんな気持ちなのかを瞬時に察することができれば、大分楽になるに違いありません。
今回は神岡真司『スゴすぎる!心理術』(永岡書店)を紹介します。
初めにいっておくと、非常にお買い得な本です。
計195の法則と、巻末の「心理法則」早わかりファイルという充実っぷり。
それでいて、お値段、なんと!
値段が680円(税抜き価格)です。
私ズンダもこの良心的な価格ゆえについついこの本を買ってしまいました。
ありがたい。
では、この本に書いてある心理テクニックを数個みていきましょう!
↓下の記事は以前かいたもの。こちらも人間関係でお悩みのあなたへ。
相手を恫喝するタイプの目的
商談にかぎらず、友達関係であっても、話をしていると妙に高圧的な人っていませんか?
常に人に対して態度がでかい人。
もしかすると、次のような心理テクニックを使っているのかもしれません。
引用します。
相手を緊張させることで判断能力を狂わせ、要求を通す
人は緊張・興奮すると体が硬直したり、心拍数が上がったりして、冷静な判断ができなくなります。そのため、不快な状況から抜け出したいという一心で、本意ではなくても相手に従ってしまうケースがあります。
これ、私ズンダも経験があるんですよね。 いや、私に限らず圧迫面接などを受けたことのある人はいるでしょう。
とにかく強面で人のことを馬鹿にした調子で会話する人。
こういう人たちは、私たちから冷静な判断力を奪おうとしているのです。
私が最近実況しているゲーム「Among Us」という作品があります。
この作品、人殺しを見つけるゲームなのですが、視聴者と一緒にやっている際、犯人をさがすために人を叱りつける人がいました。
これはまさに、恫喝することで「犯人役が嘘をつけない」ようにしたわけです。
実際これは効を奏し、怒られた人間は嘘をつけなくなってしまい、簡単に誰が犯人なのかわかってしまいました。
しかし、ゲームとしては全くおもしろくありませんね。
というのも「Among Us」のようなゲームは犯人が嘘を吐かないと、ゲームとして成り立たなくなるからです。
嘘を吐かなければ「やったのは自分です」と自供しているようなものです。
ですが、恫喝されるのが恐いので、自由な嘘をつけなくなります。
萎縮することで自由がなくなる。
まるで独裁下に於ける国民みたいですが、Among Usというゲームでもそういうことが起こってしまいます。
私ズンダはこういうことはできませんが、心理テクニックとしてしっておいてもいいでしょう。
それを使う側に回るか、あるいは使われるかはその人の性格や状況によります。
ですが、知っておくことで、相手に対して警戒できるようにはなるはずです。
互いに適切な距離感がある
私たちにはその関係性毎に適切な距離感があります。
親しい人なのか、疎遠になった友人なのか、会社の上司なのか。
それを把握して使い分けてみましょう。
047 上司は120㎝、友人は45㎝が互いに心地良い距離感の目安
人は、自分の周りに「パーソナルスペース」という自分専用のスペースを保持したい心理があります。そして、その領域がおかされることにより不快感を覚えます。
個人差はありますが、部下や同僚と話すときは、120㎝以内に入られると緊張状態に陥ります。45㎝以内は、恋人や友人など、親しい人でなければ不快に感じる距離です。また、相手が上司や部下ならば、120~210㎝ほどの距離を保つと良いでしょう。
こういう距離をとるのってほんとむずかしいんですよね。
私ズンダも子供の頃、自分が好きな相手にはひっついてしまい、嫌われるということが多々ありました。
今にして思えば、パーソナルスペースの概念が欠如していたからなのでしょう。
自分と相手との距離や役職などをちゃんと計算して、立つ位置などを決めるようにしましょう。
相手は自分の話に興味があるのか?
彼女と初めてのデート。
僕は一生懸命はなしているけれども、彼女は楽しんでいるのだろうか?
そんな不安を覚えたこと、男性なら誰でもありますよね。
しかし、安心してください。
この本には相手の態度から、どんな心理状態になっているのかを見抜く方法がかいてあります。
014 相手が耳を触り出したら話題を変えたほうがいい
相手の話に関心がなくて退屈しているケース。間を持て余してしまい、その隙間を埋めるために耳に手がいくのです。もうひとつは、緊張や不安を感じているケース。 そうした心理状態のときは、安心感を得ようとして無意識に耳たぶを触ってしまうのです。
025 首をすぼめて話す人は、相手を警戒している
首元を見せるという行動は、信頼、または服従を示します。首には人間の弱点である頸動脈があり、信頼している相手でなくては見せる気にはならないからです。逆に、首元を隠すという行為は相手を警戒している心理のあらわれと考えられます。
確かに人は不安なときや退屈なとき自分の体をあれこれさわって、安心感を得たがるんですよね。
その中でも耳を触っていれば退屈、
首を隠せば不安
ということだとは。
逆にいえば、首を出してきた場合はこっちに興味があったり、好きだったりするといえるようです。
こうしたテクニックをもっと早く知っていれば、押せるときに押せて、恋愛も成就しやすくなるかもしれません。
ズンダのまとめ
私たちは相手が何を考えているのかわかりません。
喜んでいるのか、怒っているのか。
言葉だけではつかみにくい。
けれども、人の声色や態度を分析していくことで、一定のパターンがあることに気づきます。
それは、学問的な検証だけでなく、私たちの実生活からも、です。
経験則が正しいのかどうか。
それを確認するためにこういった本を読んで、確度の高い行為をしていけば、「うまくいく」確率が上がるかもしれない。
五割が七割になれば、だいぶ違うでしょう。
この本を読めば100%人の行動が読めるとはいいません。
が、少しでも確率を上げるためにぜひとも本を読んで、人間関係をうまくいかせたいですね。
では、またお会いしましょう。
ズンダでした。