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婚活したい人が知っておくべき結婚ができる人の特徴

 今回紹介する本は〈「婚活」受難時代〉です。

 

 あなたは将来結婚したいですか?

 

 今、婚活をしていますか?

 

 そんな人たちに欠かせないのは婚活についての知識です。

 

 只今婚活中!の人にかぎりません。

 

 十代の若い方々も自分が将来結婚したいと思っているのであれば、結婚しやすい年齢や年収や職業などについての知識をもっておくべきです。

 

 そうでなければ、年を取れば取るほど結婚はしにくくなります。

 

 今回紹介する本にはこういったデータが載っていますので、それを紹介します。

 

 この本が皆さんに活用されることを願っております。

 

「婚活」受難時代 (角川新書)

「婚活」受難時代 (角川新書)

 

  

 結婚できない人の特徴

 〈結婚できない息子、娘の特徴〉

 

□オシャレにあまり気を遣わない。

□女性の場合はとくに、華やかな色の服装を避け、女性として見られることを避けようとする。ふわっと巻いた髪などで女性らしさを出すことが苦手。つい、ひっつめにしたり、トップにボリュームのない髪形をしている。

□恋愛で失敗した経験がない。交際経験がほとんどない。

恋愛経験がないため、むしろ大恋愛で結婚したい願望が大きい。絶世の美女と結婚したがったり、白馬の王子のような男性にばかりお見合いを申し込んだりする。結果としてお見合いが成立しにくい。ほどほどということを考えられない。

□婚活も当たって砕けろということが実践できない。断られるくらいなら先に断ろうとする。お見合いを断られるのが怖くて、申し込みできない。

学歴や身体的なコンプレックスがある。結婚が決まりそうになると、逃げたくなって破談にする。

婚活資金が足りず、親にも相談できない。結婚はしたいができない。

※太字はズンダ

 

 要するに非モテ、ということですね。

 今まで恋愛をする機会に恵まれなかった人が、そのまま年を取り、結婚を意識せざるを得ない年齢になったので、婚活所に来た。

 

 それゆえ、異性受けする服装や化粧がわからない。

 更に結婚の元手となるお金がないので何もはじめられない。

 

 そんなところでしょう。

 

 

 

  〈結婚できない、しない五つのパターン〉

 

1 結婚すると自由な時間がなくなる、一人の時間が持てなくなると考えている。

2 結婚したいができない。結婚したい人から断られることを恥ずかしく思い、周囲には結婚したいとは言えないため、する気がないと言っている。

3 結婚に自信がない。生育過程で親の夫婦関係から、結婚を肯定できない場合も多くみられる。

4 離婚などで不幸な母親を見た男性は逆に幸せな結婚をする傾向がみられるが、女性の場合は男性が自分をいつか捨てるものと刷り込まれているので、結婚が怖くてしたくないと思っている。

5 結婚したら自分は仕事を辞めて楽になりたいと考えている女性の場合。しかし、収入がなくなると、いままで好きに買っていた服、化粧品が買えなくなったり、エステ通いができなくなったりする不安があるので踏み切れない。

 ※太字はズンダ

  

これが婚活所がまとめた代表的な〈結婚できない人〉に当てはまる要素です。

 

 もっとまとめると、「勇気が無い」、「自分のことだけ考えている」ということです。

 

 当然ですが、デートに誘ったり、交際宣言をしたりするのは勇気がいります。

 皆さんも、メールやLINEなどで好きな異性とのやりとりは嬉しい反面、緊張や不安があるでしょう?

 

 だからといって、こちらが何もしなければ埒があかない。

 相手からしてきてくれればいいけれども、そんなことばかりではないのです。

 

 結婚ともなれば、お互いの家族が関係してきますし、同棲すれば夫婦間の細かい調整が必要になりますよね。

 

 子供が産まれれば、価値観も変化します。

 

 要するに自分のことだけを考えてはダメといえるでしょう。

 

 まさに結婚ができない特徴にあげられている人々の性格は当を得ているといえましょう。

 

 子供が結婚できない、は親の責任でもある

 親は子供の結婚まで、を面倒みるのが常識だった

 

 実はこの本の中で再三、問題視されているのは親です。

 

 たとえば、婚活所の福山氏は親に対して次のようなことをいっておられます。

 

「子どもが結婚できないのは、親が責任を放棄しているからですよ。昔は子どもの教育は結婚までがワンセットでした。しかし、いまはいい大学に合格させれば、〝親の義務を果たした〟と安心してしまうケースが多い。だから、結婚しない息子や娘が増えてしまっているのです。親が自分の責任であることを認識するのが第一歩ですね」(ベスカ 神戸・福山昭二さん/以下、福山さん)

※太字はズンダ

 

 

私が親御さんにお話をするときは、〝あなたが子育ての最終段階を放棄した結果がいまであることを忘れないでください〟と伝えます。親御さんが目を覚まして、子どもが結婚できない責任は自分にもあることを理解してほしいのです」

※太字はズンダ

 

 

 親が子供に結婚教育をしてこなかったことが結婚しない、できない人たちをつくってしまっているといいます。

 

 確かに昔は親がお見合いを通して子供に結婚をせがみ、トントン拍子に結婚をすすめていきました。

 

 しかし今は自由恋愛の時代、本人達の自主性に委ねられています。

 

 というのも今の二十代三十代四〇代の親自体が、そもそも恋愛結婚していた人たちが多いからでしょう。

 1965年辺りを境に恋愛結婚と見合い結婚とが逆転します。

 1990年になると八割が恋愛結婚です。

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出生動向調査

www.ipss.go.jp

 

 これをみればわかるように、お見合い婚は完全に廃れており、結婚への圧力をかける親もいなくなってしまっているのが現状なのです。

 

 加えて、親には以下のような問題が見受けられるといっています。

 

〈親が原因で子どもが結婚したくてもできないケースとは?〉

●親が最近の結婚事情をまったく理解していない。

●自分が結婚した 30 年前、 40 年前の古い常識を子どもに押し付けている。

●親が子離れしていない。

●本当は子どもを結婚させたくない。

●親が結婚のすばらしさを子どもに伝えていない。  

 

 「親が数十年前の常識」といっているのは、たとえば、誰でも知っている日本の大企業に務めているような人でないと結婚相手として認めない、ですね。

 

 「親が子離れしていない」というのは、同居している子供に家事手伝いや買い物、ガス代電気代などの支払い、または食事などをしている。

 こういったことを指します。

 

 要するにいつまでも子供を自立させないようにしているので、子供も結婚する気がおこらず、ズルズルと過ごしてしまうのです。

 

 この本にはこうして親の具体的な言動がかかれており、未婚の子供をもつ親御さんは一読して、自分の発言がお子さんの行動を狭めてはいないか?をかんがえてみるとよいでしょう。

 

 終わりにー私たちは恋愛や結婚をしなければならないのかー

 あくまで婚活に於ける話、恋愛結婚とは違うけれども……

 この本はあくまで婚活に絞った話です。

 自然に出会って、恋愛結婚ができる人たちに向かってはかかれておりません。

 

 よって、恋愛結婚でならば結婚できる可能性のある人たちは省かれてしまっています。

 

 たとえば、女性が男性に年収五〇〇万、という条件で検索します。 

 すると、年収が四九九万までの人たちは検索結果からは消えてしまうのです。

 

 これがもし婚活のような場でなければ、おそらく四〇〇万後半の人たちは相手にされたのではないでしょうか。

 

 こういった勿体ないことが婚活では起こりえます。

 

 ただし、恋愛結婚と完全に違うか?といわれればそうではありません。

 

 冒頭に「結婚できない特徴の人」を引用しました。

 

 それをみると、世間一般でいわれている「恋愛できない人の特徴」と全く同じなんですよね。

 

 お洒落をしなかったり、異性ウケするような格好やふるまいができない。

 白馬の王子さまが来るのを待っている……典型的な彼氏彼女ができない人たちなわけです。

 

 収入が低いと男はどうにもならないー女は働いていさえいれば大丈夫ー

 

 更に収入が低いというのは婚活だけでなく恋愛にもかかわってくることが判明しています。

 

www.tokyo-np.co.jp

 

※ただし、この記事だけみると、男女による違いが書いていないのが気になる。

 私ズンダが思うに、男のほうが女に対してお金をかける傾向にあるはずである。

 気力がなくなるのは、むしろ、男に多いのでは?

 その辺りを詳しく知りたい。

  

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引用記事より抜粋

 この記事をみると、収入がどれだけ大きな影響を与えているかわかりますね

 

 当たり前ですが、交際にはお金がかかります。

 デートは男が奢るものですし、プレゼント代もかけるでしょう。

 ちなみに、男に収入が求められているのは常識ですが、今回の本にもかいてあります。

 年収が三百万以下の人はかなり厳しいようです。

 職を変えたり副業したり、自由恋愛に切り替えたりすることが勧められています。

 男性の年収についての記事もはっておきます。

gendai.ismedia.jp

 ちなみに三十代未婚男性で年収が五〇〇万超えの人は6.2%しかいません。

 

 

【必見のデータ】男は女に若さを求めているから、女の人の結婚はラクです

 

 女性の方々も、ちゃんと統計データをみて、自分が何歳までに結婚するのかを考えておきましょう。

 男性が女性に求めているのは若さです。

 

 これははっきりいうと、誰でも若い時期がある以上、かなりラクだといえるでしょう。

 男性に求めるのは勝手ですが、現実をみない結婚願望はあなたを苦しめるだけです。

 

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引用

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引用

 

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引用

 これをみると、分かりますけど、女性は「若さ」でどうにかなります。

 ところが、男は学歴や年収などがモロに相手にされるかどうかなのです。

 

 若いというのは誰にでも平等に与えられています。

 

 よって、女性の場合は「若いうちに婚活しておけば楽勝」といえるわけです。

 

 ひるがえって、男性は難しいですね。

 

 未婚率にせよ、恋愛未経験にせよ、なぜ男性のほうが割合が多いのか?

 

 簡単な話で、女性が男性に求める条件が厳しいからなのです。

 

 男性はかわいそうだな、と思わざるを得ません。

 というか、客観的にかわいそうだといえます。

 

 

↓以前、私が紹介した過去記事です。

 結婚に興味のある方は読んで下さい。

 「パラサイトシングル」という言葉を広めたことで有名な山田氏による少子化の理由を研究した本。

 「結局、金」という切ない答えがわかってしまう。面白い本です。

zunnda.hatenablog.com

 

 そのため、男性が結婚を諦めるのは正しいと私ズンダは思っています。

 いってしまえば、女性のせいです。

 女性が現実を弁えずに、妄想の男性をつくりあげているから、男性が苦しむのです。

 ※もっと根本的なことをいえば日本経済が悪すぎる、といえる。

 賃金がずっと上がらず、非正規雇用をすすめてきた結果、男性は家族をつくることができなくなった。

 この点については以下の動画と書物を紹介しておく。

 日本の景気がいいのかわるいのか?

 そして悪いのであれば、どうしてなのか?

 

 ↓これが日本経済の実態であり、最悪な状況です。

 

www.youtube.com

 

 

マンガでわかる 日本経済入門

マンガでわかる 日本経済入門

 

 

 

 

 

 女性が高望みをしているので、男性ばかりが苦しめられている。

 

 日本はそういう社会なのです。

 これは皆さん、知っておくべきでしょう。

 

↓つい先日、読み終えた本。女の人に相手にされない自分を当事者達がそれぞれ分析している。涙なしでは読めない本。

 持てない男性はここまで追い詰められているのである。

 

 結婚かどうかは自分が決めるべき。だが、孤独が悪いことは自明

 結婚すれば幸せになる、というのはウソです。

 ただし、孤独が人間を不幸にする、ということは本当です。

 

 皆さんには以下の「幸福学」について書いた記事や本もぜひ読んで貰いたいです。

 

 その上で、自分の人生を如何にして豊かにしていけばいいのかを考えて欲しい。

 

 その延長線上に婚活もあるはずです。

 

 

「婚活」受難時代 (角川新書)

「婚活」受難時代 (角川新書)

 

 

 私ズンダのブログでは、日本国民の皆さんが豊かで幸福になるために必要な本を紹介しています。

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 では、またお会いしましょう。ズンダでした。

 

zunnda.hatenablog.com

 

 

99.9%は幸せの素人

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