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【本 感想】「決断力」がないから、なんにもできない!という人が知るべき法則を教えます。【令和3年 5月13日】

 あれもしたいこれもしたい。

 でも何をしたらいいかわからない。決断することができない。

 

 そんな人たちに今回はどうすれば決断力が早くなるのかを説明した本を紹介します。

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メンタリストDaiGo『超 決断力』(サンマーク出版)から、あなたの迷いを解き放つための方法を【一部】書き記していきます。

 

 

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 「クネビン・フレームワーク」という枠組み
 

 悩みは4つに分類されることを知ろう

 実は迷ってできないことは4つに分類できます。

 これを「クネビン・フレームワークといいます。

 


 

「やるべきことがわかっているけど決断できない(単純=simple)例:ダイエット」

「どの選択肢が一番いいかを決断できない(面倒=complicated)例:引っ越し、転職」

「予測できないことだから決断できない(複雑=complex)例:投資、結婚」

「答えがないから決断できない(混沌=chaotic)例:ずっとこの人生でいいのか?」

(太字はズンダ)

 

 

 

 つまり、人の迷い事は「単純」「面倒」「複雑」「混沌」という4つに分けられます。

 

 今、あなたの迷いはどれにわけられるでしょうか?

 

 自分の迷っている内容を上記の四つに分類してみてください。

 

 4つに分類した後、どうすればいいのか

 

 

  • 「単純」は「やるか、やらないか」のルールを設けることで、一瞬でやれるようになります。
  • 「面倒」は選択肢が複数あり、その中のどれを選んで良いか迷う場面です。これは専門家のアドバイスをきくことで解決します。
  • 「複雑」は前提も答えも流動的であり、どれを選んでもどうなるのかわからない状態をさしています。この場合は、「失敗してもかまわないような実験をいくつか行い、状況を解決するようなパターンが創発してくるのを待つのが最適な行動となる」といわれています。
  • 「混沌」は自分自身ではどうしようもない状態をさします。「結婚すべきかどうか」が例としてあげられます。それが正解なのかどうか誰にもわかりません。 この場合は「ダメージを最小限にすることを心がける。せめて何が安定し、何が安定していないのかを把握し、『混沌な状況』を『複雑な状況』に移行させた上で、何らかのいいアイデアが浮かぶのを待つ」のがいいといわれています。

 

 

 

 これら4つの分類ごとにざっくばらんな解決策があることがわかりましたね。

 

 でも、これだけでは解決できないことが多い。

 特に「複雑」や「混沌」などは私たちの手には負えないような気がしますね。

 

 いったいどうすればよいのでしょうか。

 

 迷いごとの次元を下げようー高位から低位へー

 

 複雑怪奇なことをどうやって処理すればよいのでしょうか。

 それは迷い事を一段さげればいいのです。

 

 「混沌」→「複雑」
 「複雑」→「面倒」
 「面倒」→「単純」

 

 

 前節でもみたように私たちは「混沌」や「複雑」なことになると、自分が支配できる領域が減っていきます。

 自助努力でどうにかできなくなっていくのです。

 

 絶対に欠かせないものは何かを自分に問え!

 

 DaiGo氏は低次元化するために次のようなことを自分に問いかけたと言います。
 
「今、絶対に必要なものは何か?」です。

 これは彼にとっては「お金」だったそうです。

 

 

 出てきた答えは、何のロマンもないですが「お金」でした。就職はせずにパフォーマーになり、この先、どういう決断をするにしても、お金を安定して稼げるようにならないと自由は手にならない。そう考えると、このままパフォーマーを続けていても飽きられたら仕事はなくなり、みじめな人生になることが見えました。 

 じゃあ、どうすればいいか?ここで状況は「混沌」から「複雑」に移行。周囲から迷走しているように見えたかもしれませんが、失敗してもかまなわないので・・・・・・と、自分にできる稼ぐ方法を試していきました。
 テレビには出続けながら、本を出し、講演を引き受け、ディナーショーをやり、YoutTubeを始め、ニコニコ動画を試し・・・・・・ひたすら「自分が一番稼げる方法はどこにあるのか?」という実験を続けたわけです。
 その結果、どうやら、心理学の解説が向いていることが見えてきました。
 ここで状況を「複雑」から「面倒」に移行させられました。
 次に、心理学の解説で稼ぎ、生きていくためには、どんな仕事をすればいいのだろう?と考えました。(中略)結果、最終的に今の私は、仕事に関して「単純」な状況を作ることができています。

 

 つまり、「混沌」のままだと、私たちはあまりに多岐の状況や結論に呑み込まれてしまい、判断自体ができなくなってしまうわけです。

 

 そのときに大事なのは「何が一番必要なのか?」という揺らぐことのない軸を自分でみつけることだった。


 DaiGo氏はそれは「お金」だと気づき、「混沌」から「複雑」へ低次化することに成功、更に本や講演やニコニコ動画youtubeで活動し、試行錯誤することで事態を改善、平明にし、「複雑」から「面倒」へ。


 その後も、数多くの実験と工夫とを繰り返すことでついに「単純」な状況をつくりだせたのです。

 

 ですから、「混沌」から「単純」まで低次化する方法は最高に必要なものを一つ選び出し、それを達成するために実験しつづけること、だといえるでしょう。

 

 高校数学で頻繁に求められる「次数下げ」の作業がありますが、まさにこの作業なのです。

 

 終わりに

 

 さて、この本、第一章の「クネビン・フレームワーク」をいかにして活かすかが第四章まで続いております。
 
 よって、今回の記事で更に具体的な決断力を身につけたい方はぜひ本書を一読していただくことをすすめたいですね。

 

 自分の価値に気づくための「VARI」や答えのない問題を解決するための「HARM」などが説明されており、これらを知り、実践すればで皆様の人生がきっと色よい方向へ動くでしょう。 

 

 

 

 

 ↓というわけで、本ブログで消化してきたメンタリストDaiGo氏の本の数々です。

 よかったら、読んでみてください。

 

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 では、またお会いしましょう。
 ズンダでした。