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【炎上】①プロゲーマー・たぬかなの炎上、彼女だけが「差別主義者」と「日本の女性」はいえるか?優生思想をもってないか?(Why did Tanukana's statement got flamed? But is she the only "racist" in japan? Many Japanese Women Are Like Tanukana

 

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この記事の続編です。

zunnda.hatenablog.com

 女性プロゲーマー・たぬかな炎上

eスポーツの誕生

 

 ゲームを飯の種にして生きている人々がいるのを皆さんはご存じですか?

 

 昨今のeスポーツブームの流れで少数ではありますが、ゲームをするだけで生計を立てられる人たちがでてきました。

 

 私のブログでもその走りである梅原大吾の本を取り上げたことがあります。

 

 

zunnda.hatenablog.com

 

 彼を筆頭にして陸続とプロゲーマーは誕生しました。

 

 ゲームばかりしてきた人たちがこれほどまで優遇される時代はかつてありません。

 

 社会からはぐれ者扱いされてきたゲームが公に認められたのです。

 

 

 たぬかなは何をいって炎上したか

 

 ところが今、とある女性プロゲーマーの話がネット界で大騒動になっております。

 

 鉄拳というゲームで好成績を残していた、「たぬかな」という人物です。

 

 

news.yahoo.co.jp

 

 結局、彼女は所属事務所から解雇され、あらゆるスポンサーから降りられてしまい、無職になってしましました。

 

news.yahoo.co.jp

 

 

 彼女は以下のような発言を放送中にしています。

 

 これが結構、凄まじい発言でして胸くそが悪くなるような言い方で、心臓に来る人もいるかもしれません。

 

 彼女の態度を見たい方は下のyoutube動画をご覧ください。

 

 では、上の記事から抜粋しましょう。

 

 

 

「165はちっちゃいね。ダメですね。170ないと、正直人権ないんで。170センチない方は『俺って人権ないんだ』って思いながら、生きていってください。骨延長の手術を検討してください。『骨延長手術』で調べてください。170あったら人権がちゃんと生まれてくるんで」

 

「言うよ? ほんまちっちゃい男に人権あるわけないだろお前、調子のんな。こっちはね、チビにはきちぃんだよ。でも、言わせて。あたし、デブとハゲには優しいから」

 

 


www.youtube.com

 

 ちなみに本件以外にもたぬかなはあらゆる差別的な発言をしており、こんな人間を所属させていた「ブロードメディアeスポーツ」とは一体何なのかと思わざるを得なかった。

 

一時期のメンタリストDaiGoを思わせる発言である。

news.yahoo.co.jp

↓下の記事は、成功者などが謳う「あなたは、こうすればうまくいきます!努力してない奴はゴミ!!!」という言説に対しての忌避感をもっている私ズンダの記事である。

zunnda.hatenablog.com

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↓発売予定の反自己啓発本。もちろん、このブログでも取り上げる予定。

読む前から、ワクワクしている。

 

たぬかな発言の問題点ー身長差別( Height Discrimination)と人権軽視ー

 

 この発言を見たときに私ズンダが思ったことは

 

「こんな前近代的な人間が日本にいたのか」

 

 ということでした。

 

 

近代国家の前提を容赦なく踏みにじる 

「低身長男性には人権がない」という発言に、

奇態な生き物を見る気がしました。

 

 まず、彼女の発言は誰でもわかりますが、二つの問題があります。

 

 

  1.  身長差別
  2.  人権問題

 

 身長差別、という言葉があるのをご存じですか?

 これは英語でハイティズムと呼ばれるものです。

 wikipediaの記事をみてみましょう。

 

ja.wikipedia.org

 

 身長差別Height Discrimination)、あるいはハイティズム[1]Heightism)は、身長に基づいて個人を差別することをいう。原則として、身長がある集団内における通常の許容域に属さない個人に対して行われる差別的取り扱いに関する言葉である。

 

 "ハイティズム"という用語は、社会学者であるSaul Feldmanが、「The presentation of shortness in everyday life—height and heightism in American society: Toward a sociology of stature」と題した論文で用いたのがはじまりである。この論文は1971年に開かれたアメリカ社会学会英語版で発表された

 

 人間は身長の有る無しで至る所で差別を食らっているという研究群が世の中にあります。

 

 実際、身長に限らず容姿の美醜によって決められるものがあることは、我々が感じることでしょう。

 

 それによって、人生の成功するしないに大きな影響を与えるのであればこの問題を差別として捉えるのも理屈としては通ります。

 

 しかし、今回のたぬかなの発言を身長差別と捉えられるかどうかは、やや難しい問題だったりします。

 

 好みの問題を差別問題にしてしまうと、すべてが差別になるからです。

 

 また、後述しますが、「身長が低い男性を理想とする女性」が少ないからです。(差別発言のきっかけをみてわかる「負の性欲」の発動ー低身長男性は需要がないー)

 

 正直、女性が「高身長男性を求めている」というのは常識の範疇ではないでしょうか。

 

 少なくとも女性は「自分より背が高くあって欲しい」というはずです。

 

 もし、たぬかなの身長発言を差別として捉えた場合、

 

大方の女性は「差別主義者」です。

 

 たぬかなの身長発言は以下の赤字部分がまずかったのではないかとおもいます。

 

 「165はちっちゃいね。ダメですね。170ないと、正直人権ないんで。170センチない方は『俺って人権ないんだ』って思いながら、生きていってください。骨延長の手術を検討してください。『骨延長手術』で調べてください。170あったら人権がちゃんと生まれてくるんで」

 

 という、明らかに低身長男性を侮蔑し、彼らから人権を剥奪し、人権をとりもどすために、

 

「手術しろ」という条件をつけてきたこと

 

 これが問題です。