先週、お笑い芸人の渡部建が妻である佐々木希をよそに不倫をしていたことが明らかになりました。
ニュースやネットもこの話題でもちきり。
週刊文春による執拗なほどの浮気ネタが繰り出されているにもかかわらず、浮気に関する報道は已むことを知りません。
これだけ騒がれているにもかかわらずどうして人々は不貞行為を働いてしまうのでしょうか。
今回は中野信子『不倫』(文春新書)をとりあげます。
加えて今回はネタ回です。
日本は不倫大国である
米国人ジャーナリスト、パメラ・ドラッカーマンの『不倫の惑星』(早川書房)によると「貧しい国ほど不倫率が高い」そうです。
そこには「結婚もしくは同棲している人々」のなかで「1年以内に複数の性交渉の相手をもった人」の各国比較が掲載されています。
図の通りになっています。
上からアフリカや南米諸国の国々がずらりと並び、下にいくほど先進国である欧米諸国がありますね。
アメリカ 男3.9%、女3.1%
フランス 男3.8%、女2.0%
イタリア 男3.5%、女0.9%
となっています。
日本の調査はありません。
そこで中野氏は一般社団日本家族計画境界家族計画研究センターが20~69歳までの男女を対象としておこなった調査を解析した「JEXの『ジャパン・セックス・サーベイ』からみる日本人の性行動の実態」という調査報告とを比較しています。
引用します。
同調査によると、「過去1年間に決まった交際相手(配偶者・恋人)以外との性的コンタクトを持った人」の割合は、男性1821名中『1170名(64.3%)、女性929名中二七〇名(29.1%)でした。なお男性の場合、未婚者は76.3%、既婚者は57.3%が特定の交際相手以外と性的コンタクトを持ったと答えています。
続けて、避妊具メーカーで有名な相模ゴム株式会社のウェブアンケート結果を引いています。
再び引用します。
結婚相手あるいは交際相手がいる人のうち「その相手以外にセックスをする人がいるか」という質問に対し「いない」の回答率は全体の78.7%でした。ということは、残りの21.3%は「いる」ことになります。「いる」の割合は、男女別では男性26.9%、女性16.3%でした。世代性別では20代男性が31.5%ともっとも高く、女性でもっとも高いのは40代の19%でした。
少し長い引用になってしまいました。
皆さんはどう思われましたか?
そう、日本人は相当数が浮気しているのです。
しかも、この調査元が違う結果を信じるのであれば、他の先進国と比べても圧倒的に高いというわけです!
日本人の浮気と性的嗜好は合致しているーFANZAのデータ
私ズンダはこれを見たときにあることに気がつきました。
日本人が好む性的嗜好と不倫数には何か関係があるのではないか、ということです。
こちらをご覧なさいませ。
これはFANZAというアダルトサイトが調査した日本人の変態性欲の表です。
アダルト動画と同人漫画という二種類の調査があります。
ここには数多くの性的嗜好があり、人によってはご存じないものもあるでしょう。
ここで見るべきは、日本人は「どういったジャンルを好きなのか?」です。
FANZA REPORT2018 「人気検索ワード25」の順位を引用します。
男 女
1熟女 1クンニ
2巨乳 2痴漢
3痴漢 3レズ4人妻 7熟女
15人妻
FANZA REPORT2018で何度もいわれていることは「熟女」や「人妻」の人気が高いということです。
次いで、FANZA REPORT 同人編 「人気ジャンル」を引用します
1寝取り・寝取られ
2人妻
3催眠
4女装・男の娘
5熟女
ここでの一位は「寝取り・寝取られ」です。
しかし、2位と5位とには「人妻」「熟女」の文字が。
ここで皆さんもお気づきになったのではないでしょうか?
この検索ワードのつながりに。
今あげた「寝取り・寝取られ」「人妻」「熟女」はすべて関係性がありますね。
自分の嫁=人妻≑熟女が「寝取り・寝取られ」
これは至って自然な発想でしょう。
それゆえこれらの検索ワードは上位にあるわけです。
しかし、どうしてこんなに人妻だの熟女だの寝取り・寝取られだのが日本人に人気があるのでしょうか。
この記事で書いてきたことを思いだして下さい。
そう、日本は先進国の中でも「不倫が多い国」
如何でしょう。
お気づきになった方もおられるかとおもいます。
すなわち、日本人は「不倫をしたい願望が強い」+「不倫をしている」という人たちが多数いる国なので、「人妻」「熟女」「寝取り・寝取られ」の検索数が多いということなのです!
これに気づいたとき、私ズンダもハッとしてしまいました。
その昔、FANZAの調査をみたときに「どうしてこんなに人妻だの熟女だのが多いのか?」と思ったのですが、何のことはない。
我々日本人の深層心理が背景にあったのです。
終わりに
正直、他人の不倫とか浮気とかネットで口説いたとか、そういう話は好きにすればいいとおもってるので叩くのはどうかな、とおもってます。
特に渡部建と佐々木希に関して思うことは、「いや、渡部が女にモテていて、女遊びが大好きなことを佐々木が知らないわけないじゃん。そういう男でも良いと思って、選んだんでしょ?」としか思っておりません。
それどころか、渡部が佐々木を選んだのか、佐々木が渡部を選んだのかについては熟慮してもいいんじゃないかと。
佐々木が美人なので、そんな美人を手にした渡部が羨ましいと羨望のまなざしでみていらっしゃる人がいます。
しかし冷静に考えてみると、渡部は容姿は良い方だし、お金も稼いでいるし、気遣いや配慮もできる「モテ男」なわけです。
彼は「冴えない男」ではありません。
私ズンダは以前も指摘しましたが、そんなに浮気されるのが嫌ならば「冴えない男」と付き合ったり、結婚したりすればいいのです。
しかし、女性の方々はそんな男をわざわざ選びますか?
他の女から全く相手にされないような、醜い風貌、そして、金がないため常に〈割り勘〉の男を好きになるのですか?
ならないでしょう。
渡部建という存在は、男からみても女からみても、間違いなく上の階層にいる男です。
誰でもわかることでしょう。
その辺には渡部並の男は転がってません。年収でみてみましょう。
↓の記事をみてください。
一般的な未婚男性の年収と渡部建という男の年収を比べてください。
雲泥の差があります。
たとえ、渡部が既婚者だとしても、そんなのは関係ない。
渡部建という男の魅力に適う男などほとんどいないのです。
どんなに道義的なことを振りかざしても、実際の力の前では我々は無力です。
渡部が悪いとはいえますが、その悪さを吹き飛ばすぐらい、彼は女性からすると魔性の男なのですから。