なぜ働いていると本が読めなくなるのか、この問いから発せられるこたえは何もむずかしくない。時間がなくて忙しければ本などよめないのは当たり前だからである。そこで三宅氏はある考えをもちいた理由を思いついた。
千葉雅也によるセンス論。このセンス論は藝術が人生そのものであることを教えてくれる
https://publications.asahi.com/product/24772.html ※後に追記します。 企業や国、自己啓発本に染まった人間たちが語る不可思議な造語、「人財、メイト、人罪、人在、高度プロフェッショナル制度」といった怪しげな言葉の数々、これらを『「啓発」の言葉』…
倫理学は実際に役に立つ学問でなくてよいのだろうか?ただ議論してそれで終わりでいいのか?そして議論する人々は一部の学歴が高く、学問的な体型を背負った人間であることが正解なのだろうか?
政治を嫉妬の観点からみるとはどういうことか?人々はなぜ嫉妬してしまうのか。それは民主主義にどう影響してしまうのか
私たちはどうして人を信頼し、人を裏切るのかそれを哲学的に考察した本である。
ローティについて書かれた『偶然性・アイロニー・連帯』を朱喜哲が紹介した本。非常にわかりやすく誰でも読める。
暗黙知や学習の仕方が、その暗黙知後のブルデューなどの研究
千葉雅也による勉強の哲学。 Twitter分析としてもやくにたつ。
エビデンス、数字にもとづいて人々は支配され、人を数字でしかみない非情な人間になりさがってしまう。朝日新聞紙上でインタビューを受け、Twitter上で騒ぎになった村上靖彦氏の『客観性の落とし穴』を紹介する
ファンダムとは何か?民主主義はどうすればうまく機能するのか? トクヴィルを現代的にアップデートしてみよう!
東浩紀の『訂正する力』(朝日信組)はSNSを頻繁に使う私たちにとって重要な書物である。政治家、官僚、知識人たちへの幻滅。私たちはどう乗り越えられるか?
『江戸漢詩の情景』は良い本である。この本の一節から私は興味をもって、とあることをしらべてみた。
映画化してます 皆さん、こんにちは。 ズンダです。 今回紹介する本は朝井リョウ『正欲』(新潮文庫)です。 朝井氏といえば当ブログで以前紹介した、『何者』ですが、今回の本も楽しませて頂きました。 映画化も決定しており、十月ぐらいに公開予定なのそう…
皆さん、こんにちは。ズンダです。 今回は久々に小説を読んだのでその読書感想文です。 宇佐見りん氏の『推し、燃ゆ』(河出文庫)です。 私ズンダ、大学をでて以降は小説をあまりよまなくなっていたのですが、近頃、ちょっとだけ文学熱が上がっており、楽し…
ネット右翼になった父親への憎悪に満ちた追悼文が数年前に発表された。しかし、その後、父はネット右翼ではなかったことが判明する。父を研究することで明らかになった【事実】とは?
専門家やプロと私たちはどうつきあっていけばいいのか。専門家自身が考える、専門家の立場、役割、性質。
役割語は何のためにあるか?どうして、老人は老人語を、お嬢様はお嬢様言葉をつかうのか。その謎に迫った重要な本である。
私たちは政治を語る言葉も秩序もうしなってしまった。アトミズムとなった我々はどうすれば共通の言葉をとりもどせるのだろうか。何故人間から共通世界が消えたのかをアーレントがさぐる
荒れ狂うばかりの現代文明批判、また徹底した個人主義や相対主義、《ほんもの》をとりもどすために
東大生は親に恵まれている。常識になりつつある。その東大生たちは親に恵まれなかった人々に対して何を学ぶべきなのか?を論じた本。扇情的なタイトルではあるが、中身もしっかりしている。
皆さんお久しぶりです、ズンダです。 最近、私ズンダはTwitterの読書垢(@zundanobook、です。ぜひ、フォローしてください)をつくっており、そこに本の感想を書くようになっていました。 本ブログを楽しみにしていた方々には申し訳ない。 ただ、私ズンダも…
諦めることから始まる何かがあるはず
HSPはそんなに騒ぐことなのだろうか? 心理学の用語は適当に使われ、そして猾知の手により商売の道具に堕す。
発達障害の人たちは世界をどのようにみているのか。健常者との違いをみることで、彼らへの共感をうみだすことはできるはずだ。
アメリカの大学生は弱くなった。親や先生による甘やかし教育のせいである。 これらの「安全イズム」とよばれる思想は意見のことなるものとをキャンセルするというカルチャーへとつながっている。
いったい何が本当で何が間違いなのか。それを見抜くことは我々には可能なのか。結論として、私たちは物事を気軽にうけとるぐらいがちょうどいいのだ。
皆さんこんにちは、ズンダです。 コロナもだいぶ落ち着いており、多くの人々はすでにコロナを怖いものだと歯考えなくなっているかもしれません。 私ズンダも何度かコロナについて触れてきたように、そこまでコロナを問題視していません。 しかしながら、マス…
ミニマリズムに対してはいろいろな誤解や期待がある。それは自己啓発でも脱資本主義でもない。日常の生活を大事にするための方法である。
ソクラテスはソクラテスでも誰がかくかによってその像は異なる。今回はクセノフォンが彫刻したソクラテスが登板した。