新書
『スマホ脳』という言葉が瞬く間に広がった。子供たちが危ない!らしい。しかし、危なければどうしろというのだろうか。そんな時代における対処法を紹介した本。
「頑張れない」人たちがいるときいて、「なまけ者」と感じてしまう。それは仕方が無い。だが、その理由が「障礙」によるものだといったら、どう思うだろうか?そして、そのとき、私たちは彼らに手を差し伸べることができるだろうか?
人とどうすれば雑談ができるのか。私たちは誰かと会えば必ずどうでもいい話をする。話が合えば人間関係は良好になるが、合わなければ嫌な思いをする。この問題の解き方をメンタリストDaiGoが語る。
文芸批評家でもあり、保守主義者としても知られる小林秀雄は政治についてどう考えていたのだろうか。同じく保守主義者の中野剛志が小林の骨子を捉え、小林の正しい姿を立像した。
笑いとはなんなのだろうか? どうして人は笑ったり、笑わせたりするのだろうか。 それは動物の進化として必要だったからである、といったら驚かれるかもしれない。
多くの思想家がいれば、それだけ多くの民主主義論がある。 どの民主主義であれ、大事なのは私たちが豊かで自由で平等な社会をつくることに変わりは無いはずだ。 しかし、まず、〈あなた〉の民主主義を知ろうではないか。
人は誰かから認められなければいきていけない。「存在の承認」を受けることでしか自分を保てない。近代社会の「個人」はこの承認が得にくい虚ろなる存在である。では、どうするか?
リベラルとは何か?その歴史を学びながら、新自由主義に対抗するための一つの武器として読むことができる本である。
古代の官僚の実像はどんなものだったのだろうか。 大宝律令下における中央官人たちは如何にして選ばれたのか。 そして如何にして暮らしていたのか。 その実相に迫る一冊。
ウンコ、ときいて何を思われるだろうか。そんな言葉、目にもしたくない耳にもしたくない。そんな人は多いだろう。 本書ではウンコが人々からどう受け止められていたのか、その受容の歴史を追う。
未来の医療はどうなっているのか。私たちは難病やガンに立ち向かうことができるのだろうか。将来の日本の医療制度は保たれるのだろうか。AI含めた将来の医療を勉強しよう。
韓国社会の現状を語り尽くした本。 先がみえない韓国という国と、実は韓国化しつつある日本との比較が勉強になる本。
岩波新書『性からよむ江戸時代』の感想と概括。江戸時代の「おおらか」といわれる性意識は正しいのだろうか。当時の人々の性交への常識と変化とを抉る本。
「自分ってなんて性格が悪いんだろ」 「あの人の性格がうらやましい」 そんなことを考えたことってありませんか。 誰しもが自分や他人の性格を比較し、悩んだ経験はあるとおもいます。 ところで、この「性格」とはいったい何なのでしょうか? むやみに自分を…
今回は男女の性差についての記事になります。 橘令『女と男はなぜわかりあえないのか』(文春新書)からです。 女と男 なぜわかりあえないのか (文春新書) 作者:橘 玲 発売日: 2020/06/19 メディア: Kindle版 男は種を蒔きたい。女は子供を育てたい。 ナンパ…
コロナが世界で蔓延し、日本でもこの疫病に対してどう対策したらいいのかで議論がごった返している今日この頃。 大きく分けて意見は二つ。 ある人は都市封鎖を、ある人は経済とコロナとの共存を唱えています。 ところで、フランスやイギリスなど先進国は政府…
先週、お笑い芸人の渡部建が妻である佐々木希をよそに不倫をしていたことが明らかになりました。 ニュースやネットもこの話題でもちきり。 週刊文春による執拗なほどの浮気ネタが繰り出されているにもかかわらず、浮気に関する報道は已むことを知りません。 …
皆さんは保育園や幼稚園に通えない子供達がいることをご存じですか? 国の二〇一八年度の推計によると9.5万人ほどいるそうです。 幼児期の教育は人にとって大きな資産になるといわれいますが、その大事なときに教育格差がついてしまうのは子供がかわいそう…
アメリカで流行る白人ナショナリズムとは何か? 黒人と白人との対立は混迷を極めています。 www.cnn.co.jp 暴動に発展しています。 今、アメリカにおいて〈白人ナショナリズム〉と呼ばれる現象があります。 彼らは黒人やヒスパニック系移民などによって「権…
お久しぶりです。 ズンダです。 さて、コロナウイルスも一段落して、緊急事態宣言は解除されて、皆さんも外へ出て遊びたいと思っておられるのではないでしょうか。 夏に向けて彼氏彼女を作りたいと考えている方もおられるかもしれません。 しかし、ここ数十…
時間っていつのまにか過ぎ去っていると思いませんか。 あれもしたいこれもしたい。 そんな気持ちがあっても、気づけば寝る時間帯になっている。 色んなことを知りたいけれども、時間的な余裕がない。 もっと自分の人生を充実させたい。暮らしぶりをよくした…
今回紹介する本は託摩佳代『人類と病』(中公新書)です。 人類と病-国際政治から見る感染症と健康格差 (中公新書 2590) 作者:詫摩 佳代 発売日: 2020/04/18 メディア: 新書 題名の〈病〉とは単なる風邪やガンなどとは違います。 人類を危機に陥れたスペイン…
前回からの続きです 「自己啓発病」社会(祥伝社新書263) 作者:宮崎 学 発売日: 2012/02/02 メディア: 新書 この記事を読むと以下のことがわかります ☆サミュエル・スマイルズの訳書には抄訳版と完訳版があり、述べていることに差異がある。 『Self-Help…
アメリカが行える強力な経済制裁とは何か?金融を握った国の武力にあらざる必殺技は多くの国々にとって驚異であった。
近世史講義 (ちくま新書) 作者: 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2020/01/07 メディア: 新書 この記事を読むと以下のことが分かります ☆山が女人禁制になった理由 ☆形骸化していた女人禁制が宗教団体の力で壊された www.youtube.com ↑この本の読み方を動…
今年最後に紹介する本はペシミストとして有名なシオランを紹介する本、大谷崇『生まれてきたことが苦しいあなたに』(星海新書)の第一部を摘まんで紹介します。 ※ちなみにこの本は第一部「紹介編」と第二部とにわけられています。 第二部はシオラン紹介では…
平野秀樹『日本はすでに侵略されている』 この記事を読むと次のことがわかります。 日本はすでに侵略されている (新潮新書) 作者:平野 秀樹 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/11/14 メディア: 新書 ☆日本は「不明化」していっている ☆政府は日本を守る…
大学入試センター 国語の「記述式問題」は見送られることになりました。 www3.nhk.or.jp いったい何がダメで、何が行われているのか。 我々、一般庶民にはわからないことだらけですね。 しかし、そもそも、国語や英語の教育、つまり、「ことば」に関わる教育…
今回紹介するのは『男はなぜこんなに苦しいのか』です。 生きる上において、男性の生きづらさに焦点を当てた本です。 多くの男性に取材してきた海原純子氏による実記には涙があふれそうになるぐらい悲しくてつらい男の人生があります。 では、みてみましょう…
今回紹介する本は二〇一六年に出版された田中俊之『男が働かない、いいじゃないか!』です。 男が働かない、いいじゃないか! (講談社+α新書) 作者: 田中俊之 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/03/18 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る …