ミニマリズムに対してはいろいろな誤解や期待がある。それは自己啓発でも脱資本主義でもない。日常の生活を大事にするための方法である。
ソクラテスはソクラテスでも誰がかくかによってその像は異なる。今回はクセノフォンが彫刻したソクラテスが登板した。
遺伝である。遺伝抜きでは何もかたり得ない。そんな時代の人間論。
「みんなちがうから・・・」はおかしい。それではいつまでも私たちはまとまることができない。人々を分断し続ける綺麗事、それが「人それぞれ」である。
愛しあっている二人が一緒になって結婚・・・そんなのはウソである。結婚とはもとから打算のかたまりであり、そして、私たちの嘘偽りない生々しい本能である。
自己啓発を説くのであれば効果がでなければならない。ただ努力しろ!といわれても、実らない努力ほど馬鹿げているものはない。では、どうすれば灼々と花は咲くか?
たまに聞くことがあるパトリオティズムとナショナリズムとの違いは一体何なのか?パトリオティズムのみに焦点を当てて時代ごとの変遷と意義を記した本。
私たちが「弱い人」だと思っている存在は本当に弱いのだろうか?それとももっと弱い存在はいるのか。見えていない闇に光をあてる、白い饅頭がいた!
大正デモクラシー以降のポピュリズム下にあって、天皇や政治家、メディアは以下に翻弄され、そして翻弄してきたのかを書いた本。
「後悔したくない!」誰でもそう思うだろう、しかし我々は後悔する。その「 後悔」とは何かを見つめることで、「後悔」がなくなることがこの本を読めばわかるはずである。
1960年代頃から流行出す「自己実現」は私たちに永遠に成長することを要求した。しかし、私たちはその人ごとの才能や能力や環境があり、また老化という決定的な現実からは逃れられない。この「自己実現」は不可能毎を求めた呪いのことばである。今、「反自己…
ヘイトスピーチとはなにか?「そんな気はなかった」といったとき、私たちはその人の本心を考える。だが、言葉には共有基盤が含まれており、本人の意識と関係なく独り歩きしてしまう厄介なものなのだ。
レッドブルなどに支援されていたたぬかな、彼女の発言は日本中を駆け巡った。その差別的な発言の理由は彼女だけのものといえるだろうか?そもそもこれは差別的な発言なのだろうか。
「イクメンになれ!」は本当か?父親が行うべきは母親と同じことなのだろうか。どうして、男性と女性とをそんなに同じにしたがるのだろう。 父性復権のための本である。
コロナ禍で二人の知識人は何を考えていたのか。私たちはコロナの自粛によって「人間関係」について考えざるを得なくなった。コロナは人間関係を監獄の格子からのやりとりするだけの存在にかえてしまったのである。
あ、また「炎上してる!」 Twitterでは毎日のことだ。人々の争闘は終わらない。なぜか?それこそ人間が自分の存在を目立たせる方法だからだ。
人間は疲れる。じゃあ、どうするか。、モノと付き合いましょう。もうちょっとヒトの面倒くささに目を向けた方が良い。みんな、ヒトがどうにかなると考えすぎなのだ。
政治哲学の通りに政治が動くわけがないが、政治を考える際に規矩準縄めいたものは欲しい。そんなあなたのためにロールズは存在する。
創元SF文庫から『SFマンガ傑作選』が発売されました。 私ズンダはSFはあまり好きではありません。 何か気持ち悪く感じるからです。 しかし、読めば面白いとは思います。 気持ちわるさと面白さが二つ混在しています。 気持ち悪さは文字で読むからかもし…
いったいリスナーとはどう付き合えば良いのだろう?配信を中心とし、多くのリスナーと語らんとする心優しき配信主にとってこの異形の怪物は心胆を寒からしめるものがある。
思想家が何かを伝えるとき、大きく分けて二つある。文字を中心にするのか、それとも声を中心にするのかである。そして、この二つの違いが思想の違いにもなっていく。
『スマホ脳』という言葉が瞬く間に広がった。子供たちが危ない!らしい。しかし、危なければどうしろというのだろうか。そんな時代における対処法を紹介した本。
ゲーム実況がしたい!ゲーム録画をして誰かにプレイを指導されたい!インターネットしたい!自分で考えたくない、楽をしたい人に「これをかえばOKです」というPCを紹介する。
「親ガチャ」はある。今までもずっとあったが、それは暗黙の了解として市井の人々に受け止められているだけだった。この内幕から「親ガチャ」の現実が、今、白眉の下に晒されつつある。
とにもかくにも清潔感、清潔感と叫ばれる昨今。清潔感ってなんのことやねん!と叫びたくなる男性諸氏の嘆き声が聞こえる。本記事では清潔感を得るための一つのやりかたを教えたい。
戦争はどうして終わるのか?対峙した国が滅びるわけでもないのに何を目処にして彼らは戦争をやめるのだろうか。 そこに注目したのが本書である。
コロナという流行病を前に参考に資する本がある。カミュ『ペスト』は私たちに惨禍にある人々の本当の生活を教えている。
コロナの感染者は激増しつづけている。 と、同時にワクチンも打たれており、人間対ウイルスの戦いは今日も続く。 しかし、感染者の数だけを見ていればコロナ禍を正しくみられるかといえばそうではない。そこからみえるのは日本全体の問題であった。
「まだ、君は若いから。ゆっくりすすめばいいさ」という言葉は嘘である。ゆっくりすすんではならない。歳月は人を待たず、を常に意識しよう。
Time is Money「時は金なり」という言葉をどうとらえているだろうか。本来の意味は「機会損失」であり、時間をうまく使わねば金は稼げぬ、である。さて、ここから時間を利用して金を稼ぐことが最重要と考えられるようになったアメリカで、今、「金で時間をつ…