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マスク生活が子供に与える悪影響の可能性とは?明和政子『マスク社会が危ない 子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響するか? 』を紹介する!

 

 

 皆さんこんにちは、ズンダです。

 

 コロナもだいぶ落ち着いており、多くの人々はすでにコロナを怖いものだと歯考えなくなっているかもしれません。

 

 私ズンダも何度かコロナについて触れてきたように、そこまでコロナを問題視していません。

 

 しかしながら、マスクはつけています。

 

 なぜかといえば、マスクをつけていないと変な人に思われる可能性があるからです。

 

 私ズンダにかぎらず、こういう人は多いのではないでしょうか。

 

 また、お店や何らかの施設であればかならずマスクは求められます。

 

 外では外しておいて中ではいちいちつけるというのは面倒ですよね。

 

 そういう理由で結局、つけっぱなしになっていました。

 

 ところで、このマスク、実は子供の成育に問題があることをご存じでしょうか?

 

 子供は他人の顔をみて人の反応を勉強します。

 

 マスクによって表情が窺えない生活が長くつづくとその能力が育たなくなるというのです。

 

 このことを記したのが明和政子『マスク社会が危ない』です。

 

 明和氏の本は以前のズンダブログでも紹介したことがあります。

 

 私ズンダがたいへんに感動した本です。

 

 では、今回の本をみていくことにしましょう。

 

 

 

 マスク社会の弊害とはなにか?

 子供はどのように成長していくのだろうか

 

 

 

 

 新型コロナウイルス感染症の世界的大流行(パンデミック)から3年が経とうとしています。

 「子どもの脳は、大人のミニチュア版、小型版ではない」。  

 

 このことを当たり前のように理解している社会とそうでない社会とでは、人類が危機に直面したときの対応にこれほど大きな違いとして現れること、そして悲しいことに、日本は明確に後者であることを痛感した数年間でした。  

 

 たとえば、マスク着用の日常が子どもたちの脳や心の発達に与え得る影響について、国の施策に関わっている方と議論したことがあります。

 

 その時、「マスクをしていても、日本人は目でコミュニケーションするのが得意だから大丈夫」と発言されたことは、私にとって大きな衝撃でした(当たり前ですが、子どもは目だけでコミュニケーションすることなどできません。

 

 子供の脳は大人のミニチュア版ではない、とはどういうことでしょう?

 

 明和氏がいうには子供はうまれてから脳を成長させていきます。

 

 この成長を阻害するのが政府の施策だというのです。

 

 では、感染症対策として何がおこなわれきたのかを確認してみましょう。

 

 新しい生活様式とはなんだったか

 

2020年5月、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、政府は「新しい生活様式」の実践を国民に提唱しました。その内容は、次のような項目から成り立っています。  

 

・人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける  

・会話をする際は、可能な限り真正面を避ける  

・外出時や屋内でも会話をするとき、人との間隔が十分とれない場合は、症状がなくてもマスクを着用する。ただし、夏場は、熱中症に十分注意する  

・家に帰ったらまず手や顔を洗う。人混みの多い場所に行った後は、できるだけすぐに着替える、シャワーを浴びる  

・手洗いは 30 秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)  

 

これらの中でも感染症対策の基本としてとくに強調されたのが、①身体的距離の確保、②マスクの着用、③手洗いでした。

 

 この様式、当たり前になり、コロナ流行前からのように感じてしまいがちですね。

 

 私たちはすっかり馴染んでいるのですが、普通のことではありません。

 

 しかも、我々は大人なのでそれ以前の記憶がありますが、子供達はそうではないのです。

 

 彼らにはマスク以前の記憶がない。

 

 物心ついたときからマスク生活をしていたのです。

 

 子供の脳はどのように成長するのか

 

 

子どもの脳内ネットワークは、環境の影響を大きく受けながら発達していきますが、そのプロセスでは、環境の影響をとくに受けやすい、ある限られた特別の時期というものがあります。

 

これを「臨界期( critical period )」といいます。

 

 この臨界期(今は、「感受性期」ともよばれるともいっている。)という脳がぐんぐん成長していく時期があります。

 

 脳には神経細胞がはりめぐらされており、160億個あります。

 

 その数は胎児期から数ヶ月後までがもっとも多いのです。

 

 神経細胞には「樹状突起や「軸索」というアンテナがあり、「シナプス」とよばれる情報伝達構造で電気信号を送り、情報のやりとりをしています。

 

 これらの神経細胞は多ければ多いほどいいわけではありません。

 

 大人は一日で消費するエネルギーの20%が脳といわれており、人にとってそれほどエネルギー消費が大きいものなのです。

 

 それゆえ、脳は「必要なものだけを取捨選択」して「刈り込み」という作業を神経細胞にたいしておこないます。

 

 つまり160億個の細胞は次から次へと減らされていくわけです。

 

 

 大脳皮質の中で、感受性期が比較的早くに訪れるのは「視覚野」と「聴覚野」です。

 

 これらの脳部位の感受性期は、およそ生後数カ月頃に始まります。1歳前ぐらいにピークを迎え、7~8歳頃まで続きます。

 

 そして、就学を迎える頃には環境の影響を受けにくくなる。つまり成熟に達するのです。

 

 

 この「視覚野」と「聴覚野」は目からはいってきた情報を記憶と照らし合わせて何を意味しているのかを理解するためにあるわけです。

 

 つまり、この時期にマスクをつけていると人の表情から何かを見抜く力が「刈り込み」にあってしまい、顔色を窺うことができない人間になってしまうということです。

 

 たとえば、私たち日本人は英語の発音を呼んだり聞いたりすることが苦手ですよね。

 「L」と「R」との聞き分けや発音ができないとよくいわれます。

 

 なぜかというと、実はこの時期に英語環境にいないからです。

 

 日本語の発音ではこの「L」と「R」の音は存在しないために、神経細胞が「刈り込み」されてしまい、徹底的に学習しないと聞き取れない脳になってしまうのです。

 

 子供は人の顔をみて育っている

 

 「アイ・トラッキング」という装置を使うと、乳児に話しかけたときに、彼らがどこをどのように見ているかを可視化することができます。

 

 私たちの研究では、生後6カ月くらいから、相手の目よりも口元のほうを長く見ることが分かっています。  

 

 さらに重要なことがあります。乳児は、ただ相手の目や口元を見るだけではなく、その動きや音を自分でもやってみようとするのです。

 

 「ワンワンだね」と乳児に笑って伝えたら、乳児も「ワンワン」と言って、笑顔を返す。

 

 人が人の真似をする、「ミラーニューロン」という神経ネットワークが関与されているといわれています。*1

 

 

 この真似によって私たちは社会の慣習や学問などを学ぶことができます。

 

 ところがマスクをつけたままだと顔の半分が隠れており、何もわからない。

 

 

 ある表情(シグナル)はこういう意味を持っている(シンボル)という理解を、お母さん、お父さんといったごく身近な人との間だけでなく、家族以外のさまざまな他者にも当てはめ、広げていく必要があります。これを「 般化」学習と言いますが、これこそが社会性を育むために必要となるプロセスです。  

 

 現代社会において、乳幼児の社会性を育む場として大きな役割を果たしているのは、保育園やこども園、幼稚園などでしょう。こうした時空間で、子どもたちは多種多様な人々の表情やふるまいに触れる機会を多く得てきました。

 

 イギリスは国家主導でコロナ生活の影響を調べ、補助金をだしている



 こうしたマスクによる生活は日本でも海外でも長く続いていました。

 

 イギリスのBBCが次のような記事を配信しているそうです。

 

 

 2022年4月4日、BBC(英国国営放送)が、気になる記事を配信しました(Covid:Young child development worring, says Ofsted Boss)。Ofsted(Office for Standards in Education=英国教育水準監査局)という、日本でいう文部科学省の第三者研究機関にあたる公的機関があります。その機関が、コロナ禍での英国の子どもたちの現状についての報告書を公表したという内容です。  それによるとコロナ禍の2年で、すべての子どもではありませんが相当数の子どもたちに、言語の獲得の遅れや表情の乏しさ、不安傾向といったマイナスの影響が出ているそう

 

 また、言語療法士などの専門家を現場に派遣し、保育、教育現場に50億ポンド(8000億円以上)も投資しているようです。

 

 確たるエビデンスはまだ得られてないけれども

 

 むろんこれはマスクだけが要因とは限らないでしょう。

 学習の遅れはリモート学習のせいかもしれませんし、運動不足による鬱憤や脳細胞の減退のせいかもしれません。

 

 このマスクによる悪影響がどれほどのもなのか。

 今はまだ確かやかなものはないのです。

 

 しかし、人の成長発育を研究してこられた明和氏の発言は軽く扱っていいものではないとおもわれます。

 

 明和氏は医学の分野における「未病」や「予防医学」などを例にあげています。

 

 現段階に確然たる根拠がなくても、子供達が健常になれる社会のためにこのような提言をしているわけですね。

 

 身体接触の重要性

 子供達には「密」が必要であるーアタッチメント理論ー

 

 

 養育個体と身体を接触させる経験を通して、両者の社会的絆、すなわち「愛着(アタッチメント)」を形成することが不可欠です。  

 

 アタッチメントを最初に理論化したのは、英国の精神医学者、ジョン・ボウルビィ(1907~1990)でした。アタッチメントの本義は、ヒトを含む動物の子どもは親にしっかりとくっつく(アタッチする)ことで身体生理に起こる変動を安定化させ(ホメオスタシス)、生存確率を高めることにあります。  

 

 ボウルビィは、その原理を精神活動にも当てはめました。子どもが未知の危機的状況に陥ると、怖れ・不安などの情動の変化や、鼓動が高まる、瞳孔が開くといった身体変化が急激に起こります。

 

 未成熟な子どもは、その変化を自らの力で制御することができません。代わって、養育個体の身体にくっつくことで、それを安定化させようとします。こうした経験を「特定の誰か」との間で蓄積していくことで、子どもは精神の安定・安心を得ていくのです。

 

 たとえば、子供が育児放棄された話などを思い浮かべると良いでしょう。

 そういう目にあった彼らは正しい成長の機会が失われてしまい、病気の抵抗力が弱くなったり、鬱病や多動性障害、解離性障害などが思春期に現れやすくなるといわれているのです。

 

 ところが「密」を警戒するあまり子供達はヒトにくっつくことができない。

 アタッチメントが起こりにくい環境に今はあります。

 

 これに関しては明和氏の前著『ヒトの発達の謎を解く』(ちくま新書)がおすすめです。

 

zunnda.hatenablog.com

 

どうやって私たちは自信の身体感覚を得るのか?



 身体感覚は、次の3つの要素によって構成されています。「外受容感覚」「自己受容感覚」「内受容感覚」です。

 

 「外需用感覚」は嗅覚や聴覚などの感覚。

 「自己受容感覚」は筋骨骨格の感覚。コップを動かすときの体の動かし方を学ぶための感覚です。

 

 そして、

 「内臓感覚」が一番大事なものでAIで再現されておらず、人間にしか存在しないそうです。

 

 ・腹がキュルキュルする

 ・痛い

 ・ドキドキする

 ・暑い

 ・おしっこがしたい

 ・おなかがすいた

 

 こういった感覚は人が人に寄り添うために必要なもので、これがアタッチメント形成に役立ちます。

 

 人は抱きしめあうことで「オキシトシン」や「セロトニン」などが分泌されます。

 これは哺乳類の生物でも観測されることらしいです。

 

 ただし、人の場合は親が子に授乳したりする際、笑顔を向けたり話をかけたりします。

 

 人と「密」につながらなければ、精神障害をひきおこしやすくなる



 

 

 こうした経験を日々積み重ねていくと、乳児の脳の中にはある変化が生じます。身体の内部に心地よい感覚が起こっているときに、いつも見聞きする人の顔や声が記憶として結びついていくのです。これを「連合学習」といいます。もう少し具体的にいうと、養育個体に関する外受容感覚と心地よい内受容感覚が、脳の「 島 皮質」という場所で統合され、記憶されていくのです。

 

  

 大脳皮質のしわの奥に隠れている島皮質は、自己意識、他者への共感、社会的感情、道徳的直観、音楽への感情的な反応、痛み、ユーモア、食の好みなど、ヒト特有の精神機能に深く関わっています。島皮質が成熟するのは、生後1~2歳ぐらいと言われています。この時期、養育個体との経験によって外受容感覚と内受容感覚の統合が進んでいくと、実際に授乳されたり、抱っこされたりしなくても、脳内で記憶として結びついた人の表情や声を見聞きしただけで、精神が安定するようになる。これが、ヒトのアタッチメントが形成される仕組みです。

 

 要するに1~2歳ぐらいで人と「密」に接する機会が失われてしまうと、誰かと一緒にいることで幸せに感じるという機能が育たなくなってしまい、精神が不安定な人になってしまうということです。

 

 「内部モデル」とよばれる脳の予測機能があり、「これをすれば、あれが起こる」というものです。

  対人関係にかかせないもので、幼少期に人と接することがすくなった人はこの機能が発達していないため、社会生活が送りにくくなるとされています。

 

 

 これに鑑みるに現在の日本社会は

 

 社会全体で子供達にネグレクトしている

 

 といえるのかもしれません。

 

 終わりに~国はマスクをどう考えているのか~そもそも、マスクは感染対策に役立っていない?~

 

 

 さて、今回の記事はいかがだったでしょうか。

 

 脳の研究から「新しい生活様式」がどのように子供達に影響するかを推察したのがこの本の内容です。

 

 果たしてマスクをしつづける意味があるのでしょうか?

 

 国のほうでは屋外においては「マスクをはずしてよい」といっております。

 厚生労働省のHPをみてみましょう。

 

www.mhlw.go.jp

 

 また、屋内であったとしても2メートル離れており、会話をしなければ外していてかまわないとかいてあります。

 

 いやしかし、そもそもマスク自体にどの程度の意味があるのか。

 

 この本では明和氏の本文の後、ジャーナリスト、鳥集徹氏との対談があります。

 

 その中で鳥集氏は次のようなデータを紹介しています。

 

 

鳥集  一応、私からマスクの効果についてお話ししますと、ランダム化比較試験(RCT)という、医学的に最もエビデンスレベルが高いとされる臨床試験の方法で、コロナに対するマスクの効果を調べた研究がデンマークで行われています。  

 

コペンハーゲン大学病院が2020年4月から5月にかけて成人6024人をマスク着用グループとマスク非着用グループの2つに無作為に分けて試験を実施したところ、1カ月後にマスク着用グループで新型コロナに感染した人の割合は1・8%、マスク非着用グループでは2・1%と、マスク着用による感染リスク低下の有意な差は確認できませんでした( Bundgaard, H., et al., Effectiveness of Adding a Mask Recommendation to Other Public Health Measures to Prevent SARS-CoV-2 Infection in Danish Mask Wearers : A Randomized Controlled Trial. Ann Intern Med, 2020. )  

 

また、インフルエンザなどの呼吸器系感染症に対するマスクの効果を調べた臨床試験も、過去に複数行われています。

 

そのうち、信頼性の高いRCTのデータを集めて解析した論文が香港大の研究グループから出ていますが、その結果もマスクに効果は認められないというものでした( XIAO, Jingyi, et al. Nonpharmaceutical measures for pandemic influenza in nonhealthcare settings―personal protective and environmental measures. Emerging infectious diseases, 2020, 26.5: 976-984.

 

 要するにマスクをしていようがしてなかろうが、コロナもインフルエンザも防げないわけです。

 思い出してみればWHOも当初「マスクは効果がない」といっていたわけです。

 

 エアロゾル感染は微粒子であり、マスクを通り抜けてしまうわけですから、当たり前といえば当たり前ですね。

 

 効果があるのはおそらくワクチンだけ、ということになりますが、鳥集氏自体はワクチンに対しても懐疑派のようです。

 

 私ズンダとしてはそもそもワクチンをうつか否かは、その人の年齢だと思っています。

 

 つまり、若い人にとってコロナは風邪です。

 それで亡くなる方は殆どいません。

 

 ワクチンをうつことによるリスクが高いとおもうのであれば若い人はうたなければよい。

 ただ高齢者の場合はワクチンによる危険よりもコロナでなくなる危険の方が高いかもしれない。そう考えるのであれば打てばよい。

 

 これが合理的な考えではないでしょうか。



 コロナ後の数年間、色んな議論がありましたが、いよいよこれからどうすればよいのか。

 誰が正しいことをいっていたのかを検討していくべきだとおもわれます。

 

 お勧めの参考図書とズンダの記事

コロナで騒ぐな、といっている中川氏の本。 書いてある内容は乱暴な感じがするが、コロナ全盛期のころどんな言論があったのかを ふりかえるのに意外に役立つ。そういえば、こんな話あったなあ・・・と思いながらおかしな言論をおいかけるのが面白い。

読売新聞によるコロナ報道を記録したもの。2021年の6月と、少し古い気もするが、コロナで日本中が怯えきっていたのはだいたい2021年の五輪あたりまでだった記憶があるので 悪くはないかもしれない。

ブログ記事でも紹介した、藤井聡木村盛世による対談本。 藤井はコロナの件で中野剛志らと喧嘩別れすることになった。 その前から仲が悪そうであった。 今となっては藤井聡の見識の高さ、交友関係の広さからくる専門性の拡張に感心するばかりである。 結局、コロナについて何か言おうと思えばそれ相応の人物の話をきくしかない。 個人的にはツテの広さが藤井と中野との差だった気がしている。

 

今回の明和氏もそうだが、京大系は、コロナを問題視しすぎてるのはおかしい派、が多い気がする。

藤井聡と高野裕久 との対談本。 公衆衛生の専門家の高野がいう「公衆衛生には経済も考えなければならない」は単なる自粛だけしていればよい、 という人々を一蹴する言葉であろう。

 

明和氏によるヒトの発達について書いた本。 読んでいて、本当に面白くかんじた。 子供時代から「どうして、この友達はこんなにあれてるのだろう?」という気持ちに きれいなこたえがでた瞬間だった。

ちょっと話がそれるが、当ブログでも盛んに実用書の類いを紹介してきた。 しかし、その中にかかれていることが本当なのか?といわれてきているので以下の本を紹介する。

日本は歴史的に政治とメディアに反応し、国民が同調圧力をうむ国だった。 戦前の国民とコロナ禍の日本人との類似性を見いだし、ホセ・オルテガのいう大衆化した知識人たちを批判する意欲的な本。

 

メディアの話が頻繁でいわれるようになっている。

メディアとはどこまで人々を洗脳できる媒体なのか。それに関しての研究はあるのだろうか?

そんな人におすすめなのは『マスメディアとは何か?』である。

単純なメディアたたきで憂さをはらしている論者がTwitter界隈では多いが、きちんとした人の本をしっかりよんでから考えたい人におすすめの一冊。

 

Amazonブラックフライデーでセール中!絶対に導入して欲しいkindle

AmazonブラックフライデーということでAmazon製品は特にお買い得です。

 

私がここ最近すすめているkindleも同様です。

 

今まで紹介してきた本はkindleでよめます。今回の記事もkindleで読んだことでラクに記事をかけています。

 

本のメモやハイライト、部屋が汚くならないなど本当に便利なので

読者にはkindleを本当につかってもらいたい。

 

 

kindleはペーパーホワイト広告無し、が断然おすすめです。

軽いし風呂でもよめます。

 

kindle scribeは直接的に本に文字をかいた感覚が味わいたい人向け。

個人的には高いとおもうが、ペンで文字をかくことで記憶力の上昇、また眠気が起こりにくくなるはず。

 

なので、欲しくないと言えばウソになる。

 

ただ、五万もするのでいくらなんでも・・・っていう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 今まで細々とではあるが、コロナに関する記事を書いてきた。

 どの本も面白かった。

 

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*1:※ただし、「ミラーニューロン」に関しては諸々いわれているらしく、近年、化学の再現性の問題が取り沙汰されている。(科学 2022年9月号(岩波書店)】を参照)これにかぎらず、行動経済学などの内容もその信憑性が疑われており、一読者としてはどこまで信用していいのかはわからない。とりあえず、疑心を抱きながらもその著者が本で述べたいことを私ズンダは紹介する。

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